みんなをお迎えする途中は夜中。 差し掛かった浦内橋。 あまりに見事な星空だったもので、 ちょっと車から降りてみた。 天の川を挟んで東の空と西の空、 輝く群星(ムリブシ)。 勢い良く光って消えた流星、 3つ数える。 星がまたたく音がする。 僕の頭上のゆれる星々。 川面に映る一等星の名前すら知らない。 けれど、 今は素晴らしき夜中。 夜明け前の静かな川 流れはない。 ひそかな楽しみ。