今日という日が終わってしまう。 その間際の奇跡を見よ。 この瞬間に立ち会って思う。 夜という時間は余剰なのか。 文明がもたらした矛盾の時。 この奇跡の後にいまさら何が必要なのか。 全ての人々がこの時を目撃すれば、 もはや戦争や諍いは姿を消すしかない。 僕は今このまま寝床に沈みたい。 何も考えず、次に平和な一日が明けるまで。