僕らは何度もこのサガリバナが美しい区間を往復します。 上ったり下ったり、そこら中で驚きの、感嘆の、ため息をつきます。 ただ過ぎるだけでは勿体無いと思うので。 それもまた風流と言えばそうなんでしょうが、花のある景色は一刻とて同じではありません。 しばらくの自由時間を。 与えられる限りの許す限りの幸せな時を。 自由に花を愛で、景色を楽しんでください。