2014年シーズン一発目のツアーは元気な学生さんお二人でした。
が、開けてびっくり。
昨日の暖かな好天はどこへやら。
強い北風がぴゅーぴゅー吹きすさぶ嵐です。
頑張って必死にやれば、たぶん漕げたのかも知れませんが、そこは安全第一。
お客さんと相談し、嵐の日スペシャルというツアーに変更させてもらいました。
そんなところで気合入れてリスクしょっても仕方ありませんよね。
朝、ゲストのお二人をお迎えしてすぐ、雨が激しくなってきました。
午前中は山菜採ったり、海藻採ったりしてお昼ご飯の材料をそろえたかったのですが、そんなに最初から濡れるのは勘弁・・・・ということで、最後に予定していた洞窟探検を先に行うことにしました。
さすが、洞窟!
あたりまえですが、雨に濡れることはありません。笑
3つの洞窟をまわりました。
ここの洞窟は反対側に抜けているので、いわばトンネル。
光から暗闇へ。そして再び光の下へ。
なんか人生のようです。
その後はアーサを採りに移動しましたが、潮の時間が合わず、また海端は寒すぎて撤収です。
そして山菜採りへ。
ビーフチビーが沢山出ていました。
この時期のビーフチビーは太くて柔らかくて最高なのです。
他にもフチビをいくらか採ったところで、ご飯です。
山菜をオードブルにゆっくり食事休憩をした後、午後からは滝へ出かけました。
大きな滝です。
水量もまあまあ。
ただし、水が冷たく感じる今日の気候です。
が!
そこはグッドアウトドア!
ツアー開催に関して無理はしませんし、気合も入れませんが、滝浴びには気合入れまくり。
まずはガイドが見本を見せ、危険のなさと寒くないことを(嘘)アピール。
ゲストの皆さんも気合入れざるを得ません。笑
濡れて体の表面がぐっと冷やされた後、乾いた服を着れば、なんだかポカポカ。
水しぶきが涼しい滝のそばでもゆっくり休憩できますね。
おお!本日初めての青空!
日の光だ~!!
嬉しいよね。お日様。
お日様の季節には感じないお日様のありがたさ。
時間がまだあったので、潮が引き始めた海を歩きました。
空に広がっていた暖かな太陽を隠す雲たちもだいぶ退いて、代わりに海の上には青い空気が満ち始めています。
これ!
ギザギザに尖る琉球石灰岩の巨大な岩山の基礎に見つけました。
なんとバラス(死んだサンゴ片)が集まってできたバラス礫岩!
当然ガチガチです。
その中のバラス片は砂浜に打ち上げられるよくある脆くて白いバラスとは違い、ぐっとしまって硬く、まるで深海サンゴ(モモイロサンゴやアカサンゴ)のような質感です。
一個ぐらいほじくれないかな?
欲しいな。
その岩山で見つけた新たな洞窟!
奥にはもしかして海賊の宝があったりする?
洞窟の奥の秘密はまたいつか!!
お二人ともありがとうございました~!!!