南富良野どんころ野外学校へ

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この冬の一番の楽しみだったフクとの北海道への旅。
朝早く関空を飛び立ち、雪嵐が心配されていた新千歳空港へ無事降り立ったのは9時前だった。
ところが、南千歳でJRの路線切り替え機にトラブルが発生。
9時30分発のトマムへ向かう特急がようやく到着したのは、10時半をたっぷり回ったころだった。
だけども、西表では考えられない氷点下の寒さの中、フクはそんな退屈でどうしようもない時間をホームに降り積もったわずかばかりの雪で嬉しそうに遊んでいた。
彼女がいかにこの雪を楽しみにしていたかわかる。

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電車がトマムに近づくほど、車窓から見える景色はより白の度合いを深くして、トマムに降り立った時には、いよいよ空は鈍色に、激しく吹雪き始めていた。
トマムでは沢山の乗客がスキー場へのバスに吸い込まれていったが、僕ら二人を待っていてくれたのは、毎年この時期、南富良野の雪山でスキーを楽しんでいる先輩カヤックガイドの嘉藤さん。
早速嘉藤さんのバンに乗り込み、僕ら二人がお世話になるどんころ野外学校へ。
スタッフの皆さんへの挨拶もほどほどに、僕らは早速外へ出た。
まずは近くの道路脇で橇遊び。
フクも嘉藤さんも橇で滑り降りては駆け上がってくるその雪が、ところが僕には深かった。膝よりも深く一歩一歩が雪に埋まっていく。
どうしようもない僕を見かねて嘉藤さんがスノーシューを貸してくれた。
それにしてもここの雪はサラサラだ。そして体に付いても全く解けない。
それだけ気温が低いのだが、僕はそれがわからず、グローブを着けずに出て、骨まで染みるというひどい目にあった。

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ひとしきり遊んだ後、明日午後から遊ばせてもらう予定の橇犬たちに会いに行く。
さすがハスキー犬。この寒さの中でも普通に元気だ。
そしてほとんど吠えない。
両手を出すフクに近寄り、手を軽くなめてご挨拶。
そしてゆっくりフクの周りをついて回る。
彼女は明日の犬橇を一番楽しみにしている。

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ちょっと休憩した後、今度は嘉藤さんがカーリング場に連れて行ってくれた。
これもフクの希望だったのだが、最初はフクの言う「氷に石を投げるの」の意味が分からず、凍った川に石でも投げたいのかと思った。
しかし、カーリングは本当に氷の上でやるんですね。リンクは意外に寒かった。
専用の靴は片足の裏がツルツルになっていてとても滑りやすく、つまりは片足で滑りながら石を投げて滑らしたり、ブラシで氷面をこすったりするのだ。
これがTVでは簡単そうに見えるのだが、とても難しい。

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僕はあっという間にひっくり返ってこんな感じ・・・・。
ちなみにこのカーリング用リンク、前のオリンピックで話題になったカーリング女子日本代表のキャプテンが育った場所。
隣では一生懸命練習しているグループもいた。

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リンクのそばには、空知川という水量豊かな川が、一面の銀世界を突き破って黒々と流れていた。橋には雪が深く降り積もり、欄干が低く感じるのが怖い。
この空知川、夏はカヤックやラフティングで賑わう他、巨大魚イトウが生息するというので、夏に一度は来てみたいものだ。

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そしてどんころで一番感動したこのお風呂。

下から薪で炊く五右衛門風呂ならぬニシン釜風呂。
たっぷりのお湯ともうもうを立ち上がる白い湯気。
そしてその釜から1mも離れたら、木の床はしっかり凍っている。
とても気持ちのいいお風呂はゆっくり浸かる。
フクも大喜び。
が、体を洗うのと着替えはマッハ。
このノリ、面白い。

着替え置き場では、塗れて出てきた僕の足跡が一瞬で凍り付いているし・・・w

明日も面白いことが沢山あるに違いない。
そんな期待いっぱいの場所、どんころ野外学校。
ここに来たのはきっと間違いじゃない。

現在、気温マイナス14.5度。
明日の朝にはさらに下がるらしいから、早起きしてシャボン玉でも凍らせてみようかね。

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