月別アーカイブ: 2013年1月

旅の終わり

帰ってきました。内地は暖かいですね。
それなのに、みんなは今日も寒い寒いと言う。
つまりはそこの気候に慣れているからなんでしょうね。
たまにはマイナス20度を下回る世界に行ってみるのもいいものです。

さて、最後の日、今朝は早くからみんながバタバタ動き回っています。
それというのも、昨晩まとめて雪が降ったからで、みんなその除雪に一生懸命だったのでした。

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昨日と違って、道を歩くだけで足首が埋もれてしまいます。
どんころの重機は、施設前の道路やその広い駐車場などを雪を押しながら走り回っていて、他のスタッフの皆さんはスコップ片手に人力で家の周りを除雪していました。

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僕が最後に外に出たのは12時前でその時はそんなに降っている感じがしませんでしたから、ほんの数時間でこの軽トラの荷台が埋まってしまったことになります。

雪かきを一段落した嘉藤さんが、僕らを朝食に誘ってくれました。
スタッフの方たちも大好きな空知川沿いにある「フォーチュンベーグル」です。
幹線道路とは違って、お店の前の細い道はまだ雪かきされていませんでしたが、お店は普通に営業中でした。

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沢山の種類のベーグルがあります。
どれも食べたい。

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そしてここでは買ったベーグルを焼いてくれて、スープやコーヒーと一緒に食べることができるんですね。
キャラメルと抹茶ミルク(ミルクではなくて、実はホワイトチョコ)が僕は気に入りました。
ゆっくり朝ごはん、嬉しいね。

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ここ3日間、ゴムで髪の毛を結んであげることができませんでしたが、今日は帰る日。
スタッフの女の子に頼んだら、きれいに編み込みまでしてくれました。
さすがです。男はだめやね、こういう時。

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髪の毛結んでもらってもらっても、最後まで鬼ごっこ。
というか、雪かきをしている山本くんの道具を奪って追いかけられている。
本当、スタッフの皆さん、お手数おかけしました。ごめんなさい。

そしてありがとうございました。

嘉藤さんにトマム駅まで送ってもらいます。
時折、風が木々や家の屋根に積もった粉雪を吹き飛ばし、目の前が見えなくなる道路。
僕にはとても運転できません。

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駅でもこの通り。

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5分前まで嘉藤さんの車の中にいて、ようやく駅構内へ。
無人駅なので、嘉藤さんがホームまで見送りにきてくれました。
本当に、ここは風が冷たい・・・
誰もいないなあと思って待っていたらいたら、電車到着直前にドドドと人が押しかけてきました。
みんな寒いのでギリギリまでバスの中にいるんですね。
お世話になった嘉藤さんともここでお別れです。
また西表でお返ししなければ。
ありがとうございました。

電車はまさかの超満員。
なんとかフクの座れる席を見つけて、ご家族連れの中に入れてもらいました。
そうしたら、隣の女の子もタマゴッチを持っていたようで、なんか急に仲良くなってるし・・・。
人見知りしないフク。こういう時はとっても楽です。
よかった、よかったw

無事、飛行機に乗ることもできて、最後はちょっと奮発して関空特急で帰ります。
その中、旅に出た1月2日から毎日書き続けていた冬休みの宿題「せんせい、あのね」の最後の分を書きました。

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「ほっかいどうからのひこうきはまどのそとを見るとそらが青かったです。そして下にはほっかいどうのゆきみたいな白いくもがありました。ふわふわしていてあそびたいとおもいました。ほかにもきれいな夕日もみれました。
これでおわりなので、たのしみなことがへってしまいました。ざんねんです。」

フクセ作文

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また来よう、フク!!

おしまい。

青と白の世界

雪の北海道の空の青さには、西表島ですごい青空を見てきた僕も驚いた。
だって、下が白い分、青さが際立つというか、清潔な青というか、なんせ西表島の青空とは違う青なのだ。

そんな青空を前にして、遊びに行かないわけにはゆくまい。
早速二人でスノーシューで散歩に出かけてみた。
ところが、ちょっと疲れているのか、「スノーシューおも~い・・・」とぶつくさ文句を垂れて、なかなか歩みが軽くなってこないフク。

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「ねえ、どこまで歩くの~」
「う~ん、ずっと向こうまで」
「そこに行ってなにするの~?」
「・・・・」
そうか目的がなくてはだめなのか。青空のもとの散歩というのは、今の彼女のテンションをあげる言葉ではないらしい。
「じゃ、昨日みたいに白樺の皮でも剥ぎに行こうか」
「行く~!!!」
いきなりテンションが上がった。

すぐに道路から脇の山に入る。
本当は下草でいっぱいなのだろうが、すっかり雪がそれらを覆い隠しているので、どこも平坦に見え、そしてどこまでも歩けそうな気さえしてくる。

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こういうふわふわな場所を歩きたかったらしい。転んでも笑顔笑顔。
もちろん誰の足跡もない。
いや、あった。
見つけたのは・・・・

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エゾリスの足跡。
木から木へ往復している。でも見上げてみても、どちらの木にも主は見えない。忍者か?
他にも僕らに近寄ってきたのは・・・

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もこもこした羽毛がかわいいシジュウカラの仲間。
すぐそばの僕らなどは全く眼中になく、無心に枝に付いたコケの間をくちばしでつついては、跳ね回っている。
いつだって動物との出会いはちょっとなごむ。
二人、休憩がてら、しばらくこの子を眺めていた。

その後もたっぷり1時間。僕らは、あちこちの白樺を訪ねては、少しずつ皮のおすそ分けをいただいた。

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いい顔だ。フク。
このスノーシュー、とても楽しく山を遊べる。
だが、やはり雪山には雪山の危険があった。
終始、川か沢らしき連なる窪みを避けるように僕は先を見、先導して歩いていたのだが、あと少しで道路というところで、僕は突然フクの目の前から消えた。
そこには、雪のふた以外、下にはなにもなかったようで、僕はそこを踏み抜いてすっぽりと落とし穴に首まではまってしまったのだ。

これが出れない。
もがけばもがくほど周りの雪が崩れ出してなおややこしくなる。
最後はスノーシューを脱いで穴の外に放り投げ、下に埋もれていた木の枝に足をかけて雪まみれになりながらもなんとか大脱出。
いやあ・・・危なかったなあ。

「パパ、重すぎるんだよ」
ト、フク。うん、その通りかもね。

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たっぷり運動してすいたお腹を、美味しいパスタで満たした後、僕らはまた嘉藤さんにスキー場へ連れて行ってもらった。
朝、あんなに寒かった気温だが、ポカポカ太陽のおかげで急激に上昇してマイナス10度にまでなった。
そんな筈ないのに、とても暖かく感じるのが不思議だ。

今日のフク、
自分からもう一度スキーをやらせてほしいと言っただけあって、頑張った。
「もう無理」なんて泣き言は一度も吐かず、カニ歩きに方向転換などの基礎練習。
先生の嘉藤さんも、あまり難しいことをさせなかったので、気持ちが続いたのかも。
一しきり習った後、とりあえずゲレンデを滑り降りてみることに。

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完全に嘉藤さんに抱っこされて滑り降りているだけなのだが、これなら楽しさの方が先に来るもんね。
ちなみにこの写真は僕が並走しながら、振り返って撮った一枚。
スキー?
出来ません。
ゲレンデを長靴で走り降りての、他ではちょっと見ない並走。

だけど、驚いた。
これを何度か繰り返していたから、バランスに慣れたのだろうか。
昨日はまったく歩けなかったフクが、何度目かのリフトに向かう際、スキー板で歩けるようになっていた。
驚きだ。

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でも、これで今日はスキーはおしまい。
さあ、楽しい橇の時間だ。
フクの顔が緊張から解き放たれて輝いているのがゴーグル越しでもよくわかる。

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豪快に手馴れたもののように滑降してきた。
すごいスピードなのに、本人曰くスキーより全然怖くないらしい。

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手で雪を押さえ、橇を傾けることでターンができる。
橇って実はすごい。
橇ではリフトを使わせてもらえないところが多い中、本当にここは素晴らしいと思うのだが。

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何度も滑り降りては、すぐにリフトへと走っていくフク。
その後姿は嬉々としている。
だが、そのころ嘉藤さんは凍え切っていたようで・・・・。
申し訳ない。
実はこのリフトという乗り物が僕は怖くてしょうがないのだ。
高所恐怖症でもないが、あまりに安全確保が個人任せというか・・・。
頼りない作りだというか・・・。

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いやあ、でも今日も雪を満喫させてもらえた。

どんころに戻ってすぐに、一番風呂をいただいて温まったら、すでに準備されていた。
嘉藤さん特製の
肉祭りディナー。ローストビーフにローストポーク、ジンギスカン!!
フクの大好きな(もちろん僕も)肉、肉、肉~!!
しかし、いつの間にこんなに・・・

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とても美味しかった。
毎日、何から何まで堪能させてもらって心から感謝。

最後はフク、大喜びのチーズケーキで締め!!

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寒い寒い朝

今朝、6時の目覚ましで起きたら、さすがに北海道とはいえ、まだ暗かった。それに今日は昨日よりも寒い気がする。
ぐっすり眠っているフクをなんとか起こして、階下に下りると、昨晩の約束どおり、嘉藤さんがフクの為にシャボン玉溶液を作って待ってくれていた。
気温は・・・マイナス24度。
気温計を見れば昨晩はマイナス27度まで下がったらしい。
これだけの数値を見ると、なんだか得した気がして嬉しい。

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早速フクと寒い外に出る。
うううう・・・本当に寒い・・・。
でも頑張ってシャボン玉。

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うまく飛んで落ちたシャボン玉は・・・・割れない。

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そして凍りつく。かなり面白い。これ。

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ただ、やはりあまりの寒さにフクはそれ以上のアイスシャボン玉作りをあきらめ、自ら部屋へと戻ってしまった。

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なので、室内での実験に変更。
続いて持ち出したのは昨晩雪の上においておいたバナナ。
触れば本当にカチカチ。硬いにもほどがあるっていう硬さだ。

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当然、素手ではもてない。これを使って・・・・

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釘を打つ!
打つ!
打つ!

立派に釘を打った後でも、バナナはこの通り。

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皮にちょっと傷がついたぐらい。
すごいぜ、マイナス20度越え!

朝食後、室内ではスタッフの山本くんが、掃除機を使ってお掃除していた。
彼が掃除機で吸っているのは・・・

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雪!!
靴の裏に付いて部屋に上がった雪は、幸いなかなか解けないので部屋が暖まって本格的に解け出す前に吸ってしまえということだろうか。

今日は8時ぐらいに山から日が昇るから、そしたらダイアモンドダストが見られると思うよ、と教えられ、僕とフクは二人で外に出た。

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今日も犬橇キャンプツアーに向かう勤勉は犬たちの、餌やりを手伝わせてもらうフク。
ただ、入ったとたんに3頭ぐらいの犬の愛情アタックを、いきなりあごの下に受けたフクは自分の前歯で唇を傷つけてしまい、ややテンションダウン・・・・。
でもしばらくして犬たちが落ち着いてくると、ようやくフクも気分が戻ったらしく、笑顔になった。
それに2度目なのでだいぶ要領が分かってきて楽しくなったようだ。

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さて、そうこうしているうちにようやく遅い日の出。
山の上の一箇所が徐々に明るく明るくなってきた。
そこから白い光が見え始める。
その光が僕らの後ろの山を照らし、家を照らして、道をどんどん走って僕らに近寄ってくる。
完全に僕らも光に包まれた時、その朝日の方角、とても眩しい太陽を、指で隠してみてみたら・・・・

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見えた!ダイアモンダダスト!
空気中の塵に水蒸気が付着し、小さな小さな氷の粒となって舞うのが見られるのが、この天気とこの寒さ。
うわ~きれいだな~

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パパ見て!!
ダイアモンドダスト~!

その時、フクが僕を振り返って手に持った雪を放り投げる。
フクがとってもいい顔で笑った。

どんころ野外学校2日目、犬橇など


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どんころ二日目の朝です。
朝焼けの映る僕らの宿舎兼野外学校本部の窓ガラスもキンと張り詰めた今朝はマイナス21度。
すごい寒さです。

今日は午前中は南富良野スキー場へ嘉藤さんが連れて行ってくれました。
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パウダースノーの素晴らしい雪質だというのですが、リフトを見てもわかる通り、人はまばら。
これでも今日は多い方だと言うんだから・・・w

このスキー場、スキーやスノボでない、つまり橇目的の人間でも中間までは乗せてくれるんです。
なので、初めてのスキーの難しさに、すぐに嫌気がさしてしまったフクも、気を取り直してがっつり橇遊びができました。
まずは嘉藤さんと二人乗り。
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続いて、橇の操作方法を習ってから一人乗り。
最初は停めることができず、そのままゲレンデを最後まで突進して僕を慌てさせたフクでしたが、その後からはバッチリ。かなり出るスピードのエキサイティングさと意外に簡単な操作性、午前中だけではまだまだ足らないほどに大喜びでした。

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どんころ野外学校に戻ってからも、まだまだ外で遊んでいます。
ここの雪は芦別岳で一度止まった雪雲の余りの雪らしく、本当に軽いというか、水分が少ないというか、体に付いても全然その後解けて濡れるということがないので、防寒さえしていれば、全く体が冷えるとかいうことがありません。

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もう中に入ろうよ、という僕の言葉にはなんの力もないようです。
お昼ご飯のその時まで、ちっとも温まらせてくれませんでした。

これ、その時見つけた、バスの車外カーテン。
面白いw

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お昼をはさんで、休んでくれるのかと思ったら、全然フクは休みません。
予定の犬橇までの間の時間を嘉藤さんにねだって、山に連れて行ってもらいました。
フク、初のスノーシュー(かんじき)です。
ふかふかの雪の上を歩いて、こんな川に架かった小さな橋を渡ります。

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スノーシューがあれば、ふわふわ雪も急な斜面も全然平気。
どんどん登って、木々の間から、

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尻滑り!!
とは言え、本当にお尻では滑りません。
ビニール袋に紐をつけたもので、お尻で雪を感じて滑ると言う感じでしょうか。

ただ、なにもない状態からではなかなか滑れないので、最初は嘉藤さんが滑りながらラッセルして道をつけてくれました。

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休憩でエゾマツの下に入ります。エゾマツはとても枝が密に、しかも幹を取り巻くように生えていて、真下はぽっかりと開いた雪からのエスケープゾーン。
ここだけ雪の深さが浅く、ツアーで吹雪の時などには、ここに入ってお昼休憩をとるようです。

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フクが採っているのは白樺の皮。
ママへのお土産です。
白樺の皮は油を含んでいるので炊きつけにも使えるほどよく燃え、またお香のようにいい香りがします。
ママ、喜ぶかな?

さて、本日のメインイベント、犬橇です。
ガイドは関西出身の新野さん。その道では有名な方です。
今日はちょっとおばあちゃんのナラと、群れのボスのギンタの2頭引きです。
最初にその2頭と仲良くなる為に遊びました。

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この時間が犬たちとの信頼関係を築く重要な時間だそう。
子供のころから西表の近所の犬に親しんでいるフクにはお手の物でした。

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本当は小さな子供は橇の前に座るらしいのですが、フクの希望で橇に立たせてもらいました。
この写真では後ろに新野さんが乗っていますが、すぐにフクは一人で操縦させてもらいました。
犬たちは力強く、とてもスピードがあって、うまく撮れたのはこれ一枚。
でも、フクにとっては、本当に楽しかったようです。

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最後はありがとうの気持ちでお手伝い。雪の上の犬たちの糞をスコップで片付けます。
糞はすぐに凍って雪に埋もれてしまうので、早め早めに取っておかないと大変なことになりそうです。

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犬たちの餌やりも手伝わせてもらいました。
ドッグフードに暖かいスープを注ぎます。この犬たちは水をほとんど飲まないらしいので、餌をスープ状にしてやることで不足しがちな水分が補えるらしいです。

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この子、フクが会った瞬間に妹のサオカに似ている!と喜んだ子です。
僕もまさかと思って見てみたら、本当に似ている!w
人懐っこい個性的なワンコでした。

さてさて、スタッフの方々とお酒を飲みながら書いた今日のブログ。
僕はもうベロンベロンです。
現在日付が変わって午前0時50分。
気温はマイナス21.5度です。
明日こそは早起きして凍るシャボン玉実験をしたいのですが、起きれるかなあ・・・。
そうそう、夜中のうちにバナナも外に出しておきました。ベタな実験もやってみようwww

南富良野どんころ野外学校へ

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この冬の一番の楽しみだったフクとの北海道への旅。
朝早く関空を飛び立ち、雪嵐が心配されていた新千歳空港へ無事降り立ったのは9時前だった。
ところが、南千歳でJRの路線切り替え機にトラブルが発生。
9時30分発のトマムへ向かう特急がようやく到着したのは、10時半をたっぷり回ったころだった。
だけども、西表では考えられない氷点下の寒さの中、フクはそんな退屈でどうしようもない時間をホームに降り積もったわずかばかりの雪で嬉しそうに遊んでいた。
彼女がいかにこの雪を楽しみにしていたかわかる。

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電車がトマムに近づくほど、車窓から見える景色はより白の度合いを深くして、トマムに降り立った時には、いよいよ空は鈍色に、激しく吹雪き始めていた。
トマムでは沢山の乗客がスキー場へのバスに吸い込まれていったが、僕ら二人を待っていてくれたのは、毎年この時期、南富良野の雪山でスキーを楽しんでいる先輩カヤックガイドの嘉藤さん。
早速嘉藤さんのバンに乗り込み、僕ら二人がお世話になるどんころ野外学校へ。
スタッフの皆さんへの挨拶もほどほどに、僕らは早速外へ出た。
まずは近くの道路脇で橇遊び。
フクも嘉藤さんも橇で滑り降りては駆け上がってくるその雪が、ところが僕には深かった。膝よりも深く一歩一歩が雪に埋まっていく。
どうしようもない僕を見かねて嘉藤さんがスノーシューを貸してくれた。
それにしてもここの雪はサラサラだ。そして体に付いても全く解けない。
それだけ気温が低いのだが、僕はそれがわからず、グローブを着けずに出て、骨まで染みるというひどい目にあった。

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ひとしきり遊んだ後、明日午後から遊ばせてもらう予定の橇犬たちに会いに行く。
さすがハスキー犬。この寒さの中でも普通に元気だ。
そしてほとんど吠えない。
両手を出すフクに近寄り、手を軽くなめてご挨拶。
そしてゆっくりフクの周りをついて回る。
彼女は明日の犬橇を一番楽しみにしている。

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ちょっと休憩した後、今度は嘉藤さんがカーリング場に連れて行ってくれた。
これもフクの希望だったのだが、最初はフクの言う「氷に石を投げるの」の意味が分からず、凍った川に石でも投げたいのかと思った。
しかし、カーリングは本当に氷の上でやるんですね。リンクは意外に寒かった。
専用の靴は片足の裏がツルツルになっていてとても滑りやすく、つまりは片足で滑りながら石を投げて滑らしたり、ブラシで氷面をこすったりするのだ。
これがTVでは簡単そうに見えるのだが、とても難しい。

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僕はあっという間にひっくり返ってこんな感じ・・・・。
ちなみにこのカーリング用リンク、前のオリンピックで話題になったカーリング女子日本代表のキャプテンが育った場所。
隣では一生懸命練習しているグループもいた。

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リンクのそばには、空知川という水量豊かな川が、一面の銀世界を突き破って黒々と流れていた。橋には雪が深く降り積もり、欄干が低く感じるのが怖い。
この空知川、夏はカヤックやラフティングで賑わう他、巨大魚イトウが生息するというので、夏に一度は来てみたいものだ。

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そしてどんころで一番感動したこのお風呂。

下から薪で炊く五右衛門風呂ならぬニシン釜風呂。
たっぷりのお湯ともうもうを立ち上がる白い湯気。
そしてその釜から1mも離れたら、木の床はしっかり凍っている。
とても気持ちのいいお風呂はゆっくり浸かる。
フクも大喜び。
が、体を洗うのと着替えはマッハ。
このノリ、面白い。

着替え置き場では、塗れて出てきた僕の足跡が一瞬で凍り付いているし・・・w

明日も面白いことが沢山あるに違いない。
そんな期待いっぱいの場所、どんころ野外学校。
ここに来たのはきっと間違いじゃない。

現在、気温マイナス14.5度。
明日の朝にはさらに下がるらしいから、早起きしてシャボン玉でも凍らせてみようかね。